●開栓後放置したくなる
強力70％、９号酵母、Alc.15〜16％、日本酒度+5.0、酸度1.6、奥村豊杜氏
淡いリンゴの香りが熟したバナナの香りを覆っているような香り。熟成により練れた米の旨味と酸によりコクへと変化した苦みが混ざりあい、ふくらむ。まだ元気の良い酸と、控えめな渋みがアクセントになっている。熟成感と若さが入り混じることにより、飽きさせない独特なテンポをつくり出している。もっと置いて、完熟した姿も見てみたい。
（お燗） ４０度、ふわりとふくらむ熟成した味わいに、酸が刺さっていく感じ。余韻は渋い。５０度、渋さは少なくなるが、酸は元気なので、酸っぱさのある熟成味となる。温度が下がると渋い。６０度、比較的ではあるが、酸が熟成味に溶け込み滑らかさを見せる。
１８００ｍｌ ２５８０円
