清酒竹鶴H17BY雄町純米
  竹鶴酒造 広島県
 
●忘れられない酸っぱさ
 雄町65%、6号?酵母、日本酒度+7.5、酸度3.0、アミノ酸度2.6、Alc.15.6%
 薄い琥珀色。わずかに透明度が低い。カラメル、黒糖、、奈良漬、オレンジピールなどの香り。酸味も感じる穀類中心の香りに熟成香が加わったような感じ。
 アタックはかなり酸っぱさを感じる。手をかけていない天然の養分をしっかり含んだ八朔果汁のようだ。その後、じわっと米味を感じ、余韻では醤油のような旨味(辛いわけではない)がある。
 このお酒の味わいは竹鶴以外では決して味わえない、そして理屈ぬきに旨いと思う。
(お燗) 65度、酸が突出して強くなるが、その分シャープになる。
 55度〜60度、ややマイルドになる。酸と旨味のバランスがとれだす。・・・他社のお酒に比べればかなり酸っぱいが。
 40度、わずかに甘味も分るようになる。甘さと苦さが調和している。
 1800ml 2625