喜多の華「蔵太鼓」特別純米+10 
 喜多の華酒造場 福島県

●軽やかさが特徴です。
 麹米:五百万石50%、掛米タカネミノリ60%、酵母:TUA(福島県酵母です)
 今年の蔵元交流会でブラインドできき酒して「やさしい、切れがよい、評点1.7」と評価していたお酒です。穀物を印象付ける米飴の香りとわずかな熟成香がある。「+10」というとかなり辛いと想像するが、むしろ口当たりはやさしく、辛さより軽さに感じる。そして舌の上で転がすと可愛らしい甘さが顔を出す。
【お燗】上燗だと、これはかなり辛さを鋭く感じます。まさに「+10」のお酒という感じです。この状態だと主に淡い味のものと相性が良さそうにも思えますが、脂分を切る役割もありそうなので幅広い料理に対応できるでしょう。
 40度くらいに温度が下がってくると、いよいようまくなり米の旨みや甘さをしっかり感じ取ることができます。
 喜多の華では最近「星自慢」というお酒も販売されていますが、これはあくまで星社長が「●自慢」のパロディで造って、いわゆるミーハー酒飲みに合わせた代物です。本来の喜多の華酒造場のタイプではありませんので当店では扱いません。
 1800ml 2520