[扶桑鶴]
●熟成の味わいと酸のバランスがとれている
五百万石（麹）・きぬむすめ（掛）70％、７号酵母、Alc.15％、日本酒度+6.0、酸度2.3、アミノ酸度1.9
山吹色。焼きバナナや三温糖などを感じる淡い熟成香。後に、醤油っぽい香りも現れる。熟成酒の味わいの濃さと酸のバランスがとれている。奥の方に、薄っすらとバナナ風味を感じる。厚みのある充実した味を酸が切り、渋みが最後に引き締める。
（お燗） 40度、熟成の味は柔らかくなり、そこに酸味が甘酸っぱさでアクセントを加える。50度、熟成の味の中に、わずかに醤油っぽい味が現れる。熟成の甘みは濃厚になるが、酸と渋みが切る。60度、舌触り滑らか。熟成味と酸味のバランスが良く、酸の旨みを感じる。
1800ml ２６８７円
