生もとのどぶ春火入れH17BY仕込13号
  久保本家酒造 奈良県

●さらに、生もと味♪上澄みを見逃す事無かれ!
 山田錦アキツホ65%、日本酒度+9、7号酵母
(上澄み)かすかにガスを含んだような香りと白い花を連想させるような香り。上新粉のような香りもして、お腹が空いてくる。
 味の濃淡の違いなど相違点はあるが、まだ世に出てはいない「石川杜氏の生もと純米」と類似点がある。渋さはあるが、強く舌に感じず、旨味が舌に「乗っかってくる」という感覚。旨味に感じる「苦味」があり、不思議な感覚にとらわれる。
(上澄み燗)味わい深いです。味の要素がいくつもいくつもみられます。若返りはしますが、旨味が勝つので飲める。たっぷりの旨味なのに全く重さが無い!
(にごり)米粒がたくさん見られる。ガスっぽいような香りは薄れ、砂糖を混ぜ込んでついたお餅の荒熱を取ったような香り。
 にごり成分の味も当然感じるが、それよりも酒そのもの味わい(上澄みで感じた味わい)が今年は強いように思う。「生もと純米を飲んでいる」…これがストレートな感想。にごり酒なのにものすごく軽い。
(にごり燗)わずかに渋る(若さが戻る)ものの、味がなくなるようなものではない。上澄み燗より酸味が活き活きと感じられる。食中であればこの酸が活かされるはずである。
 1750ml 2800
■生もとのどぶ生原酒H17BYも入荷しています。
 日本酒度+12
 1800ml 3200