竹鶴H19BY純米「秘傳(ひでん)」
  竹鶴酒造 広島県

●一瞬「生もと」に似ている
 八反錦65%、601号酵母、Alc.15.6%、日本酒度+11.0、酸度1.7、アミノ酸度1.3
 少し茶色を帯びた様な金色で濃い色合い。黒糖、味噌、水飴、醤油などの香りが低く上がる。黒糖と柚子のような甘味を伴う味が感じられ、その後、昆布出汁で煮込んだような餅のような旨味が柔らかく広がる。酸味は他社の酒に比べるとはっきりとわかるが竹鶴としては強い方では無きく、アクセントをくっきりと与える程度である。余韻にはほんのり芳ばしさがある。
(お燗) 40度、酸味がシャープになり、余韻には甘味が増して感じられる。50度、甘味旨味が増し、酸味とのバランスが良くなる。透明感も出る。60度、さらに甘味、旨味が増す。酸味は裏方に回り味切れをサポートする。
 1800ml 2550